久しぶりに訪れたホーチミン。8か月ぶりぐらい。
最初の一食に選んだのは、以前から気になっていた麺料理店Lương Ký Mì Gia(ルオン・キー・ミー・ザー)。

このあと、ファンビッチャン周辺にある行きたいバーを訪れる予定があり、歩いて移動できる場所だったことも、この店を一食目に決めた理由のひとつ。
注文したのは、店の名物である「Mì vịt tiềm(ミー・ヴィット・ティエム)」。

「vịt」は鴨、「tiềm」は香辛料や薬膳素材とともに、弱火でじっくり煮込むという意味。日本語にするなら「薬膳風の煮込み鴨肉麺」という感じ。
運ばれてきた丼には、骨付きの大きな鴨肉が豪快に載っていた。

スープには八角などの香辛料がしっかりと効いていて、甘みを含んだ濃厚な味わい。一般的にイメージする爽やかなベトナム料理というよりは、中国南部の料理を思わせる中華系の味付けだった。
鴨肉も大きすぎてお箸で持ち上げにくいので手で豪快にかぶりついて食べた。

細い中華麺に濃い色のスープがよく絡み、食べ進めるほどに鴨の旨味と薬膳香が重なっていく。

この店の他のメニューも試したくなる美味さだった。


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